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ピアノの言葉

新緑の美しい季節ですが、真夏のような暑さも急にきましたね。皆様どうぞ体調にお気を付けください。


さて、緑がいっぱいの南が丘公民館で練習です。
ところがなんと、斎藤先生は都合によりお休みです。がっかり…


しかし!以前の話にも書きましたが、我らには鈴木先生がいます!!
練習は新しい曲の音取りが中心でした。さらに、6~7月に控える本番のため、練習時間の終わりの部分を「のはらうた」の復習にあててくださいました。

 

「のはらうた」の中には、指揮者をよく見て声の出だしを全員で揃えなくてはならない箇所が、いくつかあります。
でも今日は指揮がありません…

そこで鈴木先生が言うには「空気を読む練習をしてみましょう」

1拍前のピアノ伴奏をよく聞いて間合いをはかると、「ここで入る!」というタイミングがある (そのタイミングが感じ取れるように伴奏はできている) ということです。やってみると、1回目より2回目、という調子で段々に揃ってきました。 ♪ ♪ ♪

伴奏のピアノは、歌を導く言葉をたくさん語っているようです。
斎藤先生には「ピアノ語」がわかるので、練習中にもよく仰っています。


「歌の音程が下がると先生のピアノが『ちがうよ~』って鳴ってるでしょ」
「ここの出だしのタイミングで、ピアノが『はい、どうぞ』と言ってくれてるのよ」


そういうピアノの言葉を、今日は他にもいろいろ解説していただきました。

合唱祭などで時々、指揮者なしでピアノ伴奏のみで歌う合唱団があり、自立している感じで素敵だな…と思います。
自分でタイミングを図ってみた今日の練習で、自立への手掛かり足がかりに少しでも触れられたでしょうか?
来週はまた、斎藤先生と一緒にたくさん声を出して歌いましょう。