春だといいな

今年は例年より早く、桜の開花の知らせがちらほら聞こえてきました。…と思ったら、春分の日には「まさか!」と言いたくなる、みぞれの降る寒さ。天気の不可思議さにびっくりです。
その翌日に、南が丘公民館での練習です。まだ少し雨の残る曇り空だけど、春は始まっていて、あちこちに花が見られます。公民館に向かうバス路線も柔らかく暖かな色合いでした。
コブシが咲いて、春はいよいよ本番。よい季節ですね。

 

いま練習している歌の中にも、春があります。それは…

「こころの地図」(詞:覚 和歌子/曲:信長貴富)という歌で、一部にこんな歌詞があります。

 

 かなしみの流れ着く町は
 春だといい
 はじまったばかりの春だといいな

 

歌いながら、今の風景にこの言葉を重ねて、想像してみます。


「春だといいな」の歌詞の所で、先生は丁寧に根気よく表現の指導をしてくださいました。
両手を包むように合わせてそっと開きながら、「この中に春があって、光がふわりと広がる感じ…皆さんが春を愛おしく思う感じ」。
…ああ素敵だな、と想像すると、音楽に描かれている世界が目にもイメージされてきます。


先生はさらにお手本を示しながら、そのためにはお腹のこの辺を使って…と発声指導につながります。何度もやり直して「今のはよかった!」と言ってくださると、お手柄みたいに嬉しくなるのです。でも毎回ちゃんと言われたとおりに実践することは、なかなか難しいのですが。

今だけの、この季節の景色からもイメージを膨らませながら、心からの「春だといいな」が歌えたらと思います。