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知らない町

3月の始まりの日は、雨のち晴れ、その後に強い風が吹いて、春の気まぐれな天気の見本のようでした。
写真は、渋沢駅前から見た富士山の様子です。霧を吹きかけたように白くかすんだ、ちょっと珍しい景色でした。きっと山頂付近は強い風が吹いて、凍った雪の粒が舞い上がっているのでしょう。
練習は渋沢公民館です。なんとなんと、今日は全員が顔を揃えることができました!!嬉しくて気持ちもアップです。(^_^)↑


MIMIの次なるチャレンジは、「第41回 全日本おかあさんコーラス大会」。来月21日、神奈川県大会に向けて、がんばっています。

さて、練習には車で来る人が多いけど、バスや徒歩、自転車もアリです。

渋沢公民館は、歩いて行くなら渋沢駅から坂道を登って15分ほど。上り坂は息切れもしますが、帰り道は下りで楽々。今日の帰り道は、歩くのが好きな4人が何となく連れ立って、楽しい道行きでした。
コートがいらないほど暖かい日差しの中、住宅街の庭先に紅白の梅や水仙の彩りがちらほら見えます。
下り坂にかかると、秦野の町と連なる山々を一望できる、気持ち良い景色も見られます。
駅に着く頃はもう1時近くなり、「お昼食べましょうか?」と、近くの中華料理屋さんを教えてもらいました。(五目焼きそば、おいしかった~)

最近の練習曲の1つに「知らない町」という歌があります。(詞:覚 和歌子/曲:信長貴富)
 あの角を曲がると

 知らない町に着く
…という歌い出しは、知らない世界に入っていく不安や戸惑いを感じさせるメロディーですが、次第に新しい出会いへの期待が膨らむような、明るいメロディーにつながっていきます。

毎週木曜日、電車に3~4駅乗ってMIMIの練習に通うようになり、以前は「知らない町」だった秦野が、少しずつ「知っている町」になってきました。それはなんだか、見える景色がちょっとずつ広がっていくようで、楽しいものです。小さなことですが、練習の「おまけ」みたいな楽しみの1つです。