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タバコの花と音取りの日

これがタバコの花です。
これがタバコの花です。

本町公民館で練習がありました。

夏が戻ったように蒸し暑い日でしたが、これからは寒い日に逆戻りだとか。皆様もどうぞ体調にお気をつけてください。
汗をかきかき公民館に着いたら、いいものが見られました。入口に、かつて秦野の主要産業だった葉タバコが植えられており、ピンク色のかわいい花もついていたのです。ジャガイモやトマトと同じ「ナス科」だそうです。珍しく、ちょっと嬉しい偶然でした。

季節外れの暑さニモ負ケズ、練習は休まずに「皆勤賞」を狙いたいものですが(注:表彰はありません)、様々な都合で休まざるを得ないこともあります。
2人の先生方も例外ではありません。そんな時、練習はどうなると思いますか…?

ピアノの鈴木先生がお休みの時は、斎藤先生が伴奏のないアカペラの曲を指導してくださいます。
そして今日のように、斎藤先生がお休みの時は、鈴木先生が新しい歌の「音取り」を指導してくださいます。

初めての曲を歌う第一歩が音取り。今日はこんなふうに進みました。
まず先生は、楽譜を見ながら、大まかな構成を示し、注意すべきポイント(パートが分かれたりユニゾンになったりする箇所、曲調やリズムの変わり目など)を教えます。
次に、音符のリズムに合わせて歌詞を読む「リズム読み」。
それからピアノに合わせて音程の指導。各パート順番に練習し、何度か繰り返して覚えてきたら、合唱の練習へ。
紙の上の楽譜を読んで、作曲者の気持ちを汲み取り、音楽にしていくプロセスをわかりやすく辿ってくださいます。

いつも不思議に思うのですが、鈴木先生が注意を促したところは、後日の練習で必ず斎藤先生も同じように指摘します。以心伝心かテレパシーか?ではなくて、先生方は音楽という共通の「言葉」を通じて、楽譜を読み解き、普段の練習中にも演奏を通じて多くの「対話」をしながら、お互いに理解を深めているのではないでしょうか。

こんなふうに、先生がお1人のときも、MIMIの練習は充実度いっぱい!
でもやっぱり、お2人揃っての絶妙なコンビネーションが最高です。来週も楽しみにしています。復習しておかなくちゃ。